サイディング
サイディングとは建物の外壁に貼る仕上げ板材を指し、耐水・対天候性に優れ種類・デザインも豊富にあるのがメリットです。
ハートホームではリクシル、パナソニック、セキスイ、タキロン、電気化学工業、四国化成をはじめとした確かなメーカーのものを採用しており、お客様のご要望に応じてご提案させて頂いております。
サイディングには大きく分けて代表的な5つの種類があり、それぞれ特徴が違いますので詳しくご説明いたします。
窯業系サイディングとはセメントと繊維質系原料を混合して作られた外壁材で、住宅の外壁材として70%を占め最も普及しています。
デザインが豊富でレンガや石材、タイルを模したものなどさまざまなバリエーションがり、耐久性の高い塗料を用いているタイプを選べば長期間美観を保つことができます。
アルミやガルバリウムなどの金属の表面材と、断熱性を備えた裏面材でできたサイディングです。
シンプルでスタイリッシュな外観を表現でき、窯業系サイディングと比べ長期間メンテナンスの必要が少ないのが大きなメリットです。
軽量で、施工しやすくリフォームにも向いている特徴があります。
木質系サイディングは、天然の木に塗装をして仕上げたサイディングです。そのため、本物の木にしか出ない温かみがあり、木目がデザインになります。
断熱性に優れ、環境にもやさしい建材です。
住宅密集地では火災対策を想定し、防火地域に対応する商品や工法を選ぶことが重要です。
塩化ビニル樹脂を主材料とするサイディングです。
日本ではなじみの薄い外壁材ですが、アメリカでは約40%、カナダでは約60%と高い普及率を誇ります。
日本では普及率1%と低い普及率ですが、非常に耐久性に優れているメリットがあるため今後普及率が上がる可能性があります。
軽量気泡コンクリートの外壁です。
断熱性・耐衝撃性に優れ、空気の層が外部からの熱を断つので「夏に涼しく、冬に暖かい住宅」を実現しやすくなります。
機能性を最重視したい方におすすめです。
適切なメンテナンスを実施すれば50年を超える長期使用も可能となります。
種類 | メンテナンス周期 | メリット | デメリット |
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窯業系サイディング | 7〜10年 |
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金属系サイディング | 10〜15年 |
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窯業系サイディング | 10〜20年 |
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木質系サイディング | 10年前後 |
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ALC(軽量発砲コンクリート) | 10〜15年 |
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※メンテナンス周期とは主にサイディング自体の表面の塗装やコーティングなどのメンテナンスが必要になる周期です。
※塗装のメンテナンス周期とは別に使用環境により7年前後で釘が浮いてきてしまったり、5〜10年でコーキングが劣化してしまう場合が多く釘やコーキングの打ち替えが必要な場合があります。
種類 | 耐久年数 |
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窯業系サイディング | 7〜10年 |
金属系サイディング | 10〜15年 |
窯業系サイディング | 10〜20年 |
木質系サイディング | 10年前後 |
ALC(軽量発砲コンクリート) | 10〜15年 |
※耐久年数は適切な下地処理を施した上での数字であり、環境にも左右されます。
※耐久年数に幅があるのは同じ種類の塗料でもグレードやメーカーによって違いが出てくるからです。
種類 | メリット |
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窯業系サイディング |
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金属系サイディング |
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窯業系サイディング |
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木質系サイディング |
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ALC(軽量発砲コンクリート) |
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種類 | デメリット |
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窯業系サイディング |
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金属系サイディング |
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窯業系サイディング |
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木質系サイディング |
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ALC(軽量発砲コンクリート) |
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